
「ブルーズをしあわせに」
そんな意味合いを込めたこのサイトは、Kazumichiワークスの音楽活動を知っていただくために作成しました。
フリーランスとして活動しているカズミチは、もともとシンガーソングライター志望。
アコースティックギター弾き語りスタイルでのライブ活動、DTMでの音源制作を続けていました。
オリジナル曲は22歳頃から作り始めて、フォーク、ブルーズ、ロックンロール、パンク、レゲエなど、基本的にはルーツミュージックに惹かれて影響を受けました。ブルーズは特に好きで、歌詞やサウンドにおいてもブルーズのニュアンスをかなり意識しています。そのためか、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズ、ブルース・スプリングスティーンなど、Bluesを強く感じるミュージシャンに憧れています。
カズミチにとってブルーズとはなにか?
それは「葛藤」です。
上京してすぐに、打ちのめされました。田舎者のうぬぼれなどあっという間に吹き飛ばされ、馴染めない空気の中で夢だけを頼りに暮らしていました。はじめは俳優志望でしたが、やがてシンガーソングライター志望へ。アルバイト生活で食いつなぎながら、音楽で食える日が来ることを望んでいました。
張りつめた無力感でいっぱいだった30代半ば、とうとう「あきらめる」ことを受け入れました。
正社員になり、働く場所があるだけありがたいと一生懸命に働く毎日。「これもまたブルーズか」なんて思いながら。でもやはり、正直な心は「なんか違う」と感じ始めました。
社会情勢にともない、収入も激減してギターだけは手放さずに新たな暮らしを模索していた頃、コロナの世の中がはじまりました。働き方はもちろん、世の中の常識も加速的に変化しています。そして新たな希望が芽生えました。
囚われていた考えを捨てよう。叶わないと思っていたことでも、やってみるという選択ができる時代だ。音楽で有名になれなくたって、音楽を続けて自分の歌を販売するのは、「自分でできる」。
葛藤の中で身につけた自分の音楽スタイルや歌作りのスキル。音源制作だって一通りできる。
頑張っても報われないなら、挑戦する人生をもう一度。
そしてカズミチはフリーランスになりました。
ミュージシャンとは違う。フリーランス・シンガーソングライター。
本業でも副業でもどっちでもいい。ただ、歌を作るし、販売もします。
「人生なんてブルーズだ」そう考えて、ギターを爪弾きながら受け入れていた感情は、
「このブルーズをしあわせにするんだ!」そんな情熱に変わっています。
時代は変わる。ボブ・ディランの言う通りです。
きっといい時代が来るはず。楽なわけじゃないが、やりがいのある時代が。
そんなカズミチの音楽理念、Make blues happy!