【ヘッドフォンCPH7000】全然違う!AKGとの比較から感じた個人的レビュー!

CLASSIC PRO CPH7000
ヘッドフォンの左側が鳴らないという不調が続き。
音源制作にもストレスを感じるようになったので、新しいのを購入しました。
【CLASSIC PRO CPH7000】というモニターヘッドフォン。
サウンドハウスのブランドですね。
正直に言います。
価格もリーズナブルですし、どうしても老舗ブランドと比べてしまうと
「(こんな安いけど、大丈夫なのかなぁ…)」
申し訳ないですが、そう思っちゃってまして💦
CLASSIC PROブランドで様々な機材がありますが、勝手なイメージで「価格相応じゃなかろうか…」と。
大変失礼な偏見かもしれませんが。
今回、AKG240Studio(昔、長く使用していた)を選ばず、あえてCPH7000にしたのは、高評価レビューが多かったからです。
そんなにいいのかな?
サウンドハウスを利用してるユーザーは、音楽制作に慣れ親しんでる方も多いはず。
きっと様々なヘッドフォンを使ってきた方々も、割と高評価してるのかなと思って。
いつもAKGですから、いっちょ試しにCLASSIC PROを使ってみようか!という冒険心でした。
Kazumichiワークスという名前で、毎週末Clusterイベントを開催しています。
メタバースでの弾き語りライブです。
先日のClusterライブの開始5分前にヘッドフォンが届いて💦
大慌てで開封して接続!
音を聴いた瞬間。
「うわ!今までと全然違うわ、これ!」
愛用していたAKGと比較
残念ながら壊れてしまったのは、AKG K271mk2という製品。
僕はAKGが好きなので、もちろん気に入ってました。
個人的な感想や表現でしかないかもしれませんが、僕にとってAKGは「柔らかい音」という感じがするというか。
K271の前には、「K240 Studio」という超定番モデルを使っていました。
こちらは「セミ・オープン」タイプなので、密閉型のK271とは聴こえ方も違いました。
密閉型がヘッドフォンの中にこもって聴いてるイメージなのに対し、セミオープン型はその空間でナチュラルに聴いてる感じがします。その自然さが好きでした。
ただ、セミオープン型は外部に音が漏れます。
それがRECの時に気になって。
だから次は密閉型にしようと思ってました。
ただ今となっては、またK240 Studioを使おうかなと思えるくらい、良いヘッドフォンだと思ってます。
さあ、そんなAKGひいきですが、CPH7000の感想はというと。
「全然違うタイプだわこれは!」
ソニーの定番ヘッドフォンで、「MDR -CD900ST」というモデルがありますが
僕はこれがあまり好きじゃありません。
試聴したときのイメージが「カチカチ・耳に刺さる・ギラっと生々しすぎる」という感じだったので。
CPH7000、このソニーのヘッドフォンにそっくりというレビューがありました。
僕の第一印象もそんな感じ。
音が近い!
中高音がちょいキツイ💦
…そんな感じ。
じゃあ好みじゃない?
いやいや、そんなことはなくて。
ヘッドフォンでライブ配信をモニターしましたが、音抜けがめちゃくちゃ良い!
(壊れたヘッドフォンが、かなりこもっちゃってたのかもしれませんが💦)
音の分離も良くて、「ああ、ソニーのヘッドフォンの感じだなぁ」と。
以前とは考えが少し変わっていて、DTMでMIXをする時には今までより良いかも!と感じました。
しばらく使用していると、ギラツキというか、最初のカチカチっとしてた硬さが和らいできた気がします。
ちょこっと角が落ち着いたというか。
オリジナルアルバム用の音源制作をしてまして。
毎週のようにMIXをしてますが、だんだん使いやすくなってきましたよ。
EQの調整がしやすくなったかも。
むしろ、今までちょっと大丈夫だったかな?💦ってくらい、高音域の聴こえ方が違って。。。
MIXの仕上がりも、きっと今までと違うかもしれません。
(たぶん良くなるんじゃないかと)
音以外の部分では?
別に不満はないです。
イヤーパッドはもっちり気持ちいですし、バンドもクッション性があります。
見かけの安っぽさも感じないというか、気にしてない。
これだけ柔らかいと、ヘタるのも早いかもしれませんが、それは仕方がないかな。
別に小顔じゃない僕が装着するとこんな感じ。
着け心地はいいですよ。
コスパのいい優秀なモニターヘッドフォン
CPH7000は、アリかナシか?
全然、アリだと思います!
むしろ、モニターヘッドフォンとしてかなりコスパのいい製品じゃないでしょうか。
好みやブランド嗜好もあるので、もちろん他にも良いヘッドフォンはあると思います。
ただ、正確に好みのヘッドフォンを選ぶのは結構難しくないですか?
店頭で試聴したって、自宅の環境とは違う。
ぶっちゃけ、聴き慣れちゃえばどんなヘッドフォンでもそれを使うわけで。 笑
なので、DTMや楽器のモニター用など「ハッキリ音を聴きたい」と考えている方。
・初心者だしヘッドフォンのことなんぞわからん!
・結局どれが良いのか迷う!
そんな方の候補として良いのではないでしょうか?
お好きなヘッドフォンを使えばいいとは思いますが、自分で演奏・録音・MIXをすべてやってるKazumichiワークスが感じたCPH7000の印象でした。
ご参考になれば幸いです。