【メタバース】リアルライブを超えたい

リアルのライブ活動を超えたい
Cluster(メタバースプラットフォーム)での弾き語りLIVEも、だんだんお客さんが増えてきました。
いつもご来場くださる方や「楽しみにしてる」といってくださる方がいます。
あ、一応説明しておきますが、メタバース活動のお話ですよ。
ご存知ない方のために。
「ワールド」と呼ばれるバーチャル空間にアバターで入り、そこで音声配信するんです。
ただ、メタバースの面白いのはその「臨場感」。
お客さんもアバターでご来場いただき会場に集っているので、目の前にお客さんがいる感じがします。
拍手などの反応もしてもらえるので、ちゃんと「ライブ感」があるんですよ。
そりゃあ、僕自身が目の前にいるわけじゃない。
アバターが自在に動くわけでもない。
だけど良いんです。
歌が主役だから。
Kazumichiワークスというアバターが表現者ではあるものの、リアルなのは音声なわけで。
自分の歌の力が試されます。
…というのは大袈裟かもしれませんが、お客様に伝わるかは「言霊」の強さでしかない。
人気のイベントは数あれど、生演奏弾き語りで魅了しているClusterライブは少ないんじゃないでしょうか。
(自分で言うなってw)
ライブハウスで歌っていた頃、お客さんはほとんど呼べませんでした。
友達も少ないし、そもそも月に何度も「有料」のライブに来てもらうのは、なんというか…誘いづらい。
相手だって、社交辞令で「頑張ってるね!」なんていってはくれても、ライブに毎度行く気なんてあるはずがない。
それが現実です。
集客できる人はすごいなぁ!と素直に思いますが、違う目的で集まってる感じがほとんどでした。
「飲み会の前にライブ観て!」
なんかそんな感じ。。。
だから、そのアーティストを見終わったらすぐ飲み会の会場に行っちゃう。
まあ、別にとやかく言うことでもないんですが、そういう感じの集客はよく目にしました。
「純粋にライブを見に来てくれる」という集客は、リアルではとても難しい。
逆に、僕も行かないですもの。
メタバースライブは無料配信です。
だからというのもありますが、必ず聴いてくれるお客さんがいます。
意思はコメントやエモーション(アバターの反応モーション)で伝えてくれます。
お互い、実物は知らない同士。
そのあたりはSNSと同じ。
だからこそ、割と素直に感想を伝えてくれると思うんです。
良かったら褒めてくれたり。
なんかおかしかったら、コメントで教えてくれたり。
思ったことをコメントで伝えてくれたり。
そしたら僕は、そのコメントに対して答えたり。
お客さんが感じることを伝えてくれる分、リアルライブよりもライブ感がある。
リアルライブを超えたメタバースLIVEをしたい。
やっていることは同じ
手段は違えど、本質的にやってることは同じだと感じるんです。
歌を聴いてもらって、そのあとは何となくお話しして。
先日の「Kazumichiワークス/Acoustic LIVE」でも、ライブ中にたくさんコメントで反応してくれたり、アンコールをしてくれたり。
ライブ後は、別ワールド(「KW控室」)へ移動して、来てくださったお客様の数名と雑談して楽しんだり。
リアルライブよりも、僕はメタバースライブの方が楽しい。
シンプルにそれ。
いや、リアルライブも好きですよ?
でも、現実問題が音楽に水を刺すんです。。。
リアルで会わないということで、「人間味がない」とか、「なんちゃってごっこ」みたいなもんと揶揄されるかもしれません。
でも僕はピンと来ました。
「ちゃんと取り組めば、立派な音楽活動の一種になるぞ!」と。
カラオケ配信とか、ゆるく「歌ってみた」とかじゃない。
ガチでオリジナル曲の弾き語り。
ライブハウスで歌うのと同じこと。
それが伝われば、いろんな方が感想を伝えてくれるんです。
「世界観」を出せるのも、メタバースライブの面白いところ。
自分で自分のワールドを作成すれば、そこは自分用の特別なライブ空間になる。
ライブ後は、そのままお客様とお話だって出来る。
音声会話やチャットでのやりとりで、コミュニケーションが取れるんです。
思い切り自分の表現が自由にできて、気軽にお客さんが観覧できて、実はVポイントという投げ銭も獲得できて。
集客できないことでボロクソに言われたこともあったライブ活動。
偉そうに説教してくれましたが、配信したってほとんど見られてないじゃないですか?
僕はメタバースライブで、もっと面白いLIVEコミュニケーションを目指しますよ。
それくらいメタバースでの音楽ライブに可能性を感じています。
シンガーソングライター魂が燃え上がっています!