【オリジナル アルバム】「Future Hunter」配信&販売

アルバム『Future Hunter』THE FULLNESS
Kazumichiワークスから配信&販売のオリジナルアルバム。
「THE FULLNESS(ザ・フルネス)」というバンド名義でリリースしました!
「Kazumichiでいいじゃん」
…そんな冷めた声が聞こえてきそうですが💦
まあ、一種の遊び心ですよ。
以前も少し語ったんですが、なぜ架空のミュージシャンを介して歌を出すのか?
それは、Kazumichiの趣味嗜好に偏ったり拘ったりするのを避けるのと、「自分っぽさ」を気にしなくて済むのでは?と考えたから。
極端な例えですが、
架空アイドルを作って、その子の曲として「それっぽい歌」を作ることもできる。
…っていう感覚?
(絶対にアイドルソングとか無理ですが💧)
めんどくさいことやってんなぁ〜って思うかもしれませんが、大丈夫。
自分でも面倒くさくなったら「Kazumichiワークス」の名義で普通にリリースするので。
ああ、Kazumichiっぽいなぁって曲は「Kazumichi」で出せばいい。
イメージと違う歌を出したい時は、THE FULLNESSみたいに名義を変えればいい。
そこはさ、遊びとしてご了承ください。
作ってるのは、どうせKazumichiなので。 笑
簡単な曲紹介をします。
是非曲を聴きながら読んでもらえたら嬉しいです。
1 フューチャーハンター
アルバムの名前にして、1曲目にしたこの曲。
ライブ活動していた頃もしょっちゅう歌っていました。
「ロックンロールを探しにゆく」っていうフレーズがあるんですが、まさに未来を待つのではなく「探しに行く」という思いを込めた曲。
きっと夢を持って生きている人は皆、未来に自分の願望を求めているのではないでしょうか。
踏み出すのが怖くてたまらないし、「そんなこと無理だよw」って鼻で笑われるのは悔しい。
どうなるかなんてわからない。
「夢は絶対叶う!」なんて、今の僕は言わない。
だけど、夢を諦めることも馬鹿らしくなった。
Kazumichiワークスは、フューチャーハンターそのものだと思っています。
2 そんなもんだよな
青春の思い出は、いつまで経っても何かこう…苦笑いしちゃうというか。
「誰が好きなの?」
学生時代、多くの人が仲間内でコソコソと盛り上がる話題じゃないでしょうか。
噂で「〇〇はお前のこと好きらしいぜ」とか、「お前とアイツ、怪しいって噂になってるぞ」とか。
僕は、鈍い方だったのかな?
自分では、なんとなく「そんな気がする」と思うようなことも、
「いや、あいつの好きな人が俺なわけがないw」
そう思っちゃうほうで。
だから、誰の好意も「んなこたぁ〜ない💦」と、タモリさんばりに笑ってたんです。
そのくせ、もしかしたらあの子は…なんて、自分に都合よく勘違いしたりもする。
一度だけラブレターを書いたことがある。
でも事後報告的な?
「好きでした!」という、その報告もらってどうしたらいいの?的な手紙。。。
その返事は、切ない思い出。
3 心のまんま
いろんな事が上手くいかない、ドツボにはまっていた時期。
借金して引っ越して、新天地でバイトをしながら音楽活動をしていました。
家族経営のお手伝いみたいなバイトをしていた時、タバコ休憩は外の階段下で。
枯れた植木鉢が放置されててね。
それ見ながらタバコ吸って、音楽活動もこの先どうしようって悩んでて。
そんな時、じいちゃんの訃報を母親から聞いたんですけど、なんせお金がない。
帰省なんてできない。
実は、滞納していた税金を支払って(差し押さえられて💧)返済間近から再び借金。。。
自分が選んだ生き方。
心のまんま生きていくには、どうにもならないことがたくさんある。
ハゲたこともそうだし、ミュージシャンになれないのもそう。
開き直って生きていかなきゃ、とても心を保つことはできないんです。
4 ありさま
ボロアパートの畳に突っ伏した光景が蘇る。。。
経験ある方はピンとくるでしょう。
ある日、ATMで貯金を引き出そうとしたら、「残高0」になっている絶望。
そう、お国が奪っていきましたってやつ💧
忘れもしない。
あの日はテレキャスターを買う気で、渋谷の楽器屋近くのATMで貯金をおろそうとして。
「残高0?」は?
いろんな種類の絶望に襲われるあの感じ💧
ギターが買えない。
明日からどうやって生活する?
家賃とかどうすんの?
ひどいありさまだ。
毎日希望を持って生きているのに、毎朝目覚めたら今日が繰り返される。
進んでる気がしない毎日を繰り返してる感覚が、自分の人生を最低だと罵る。
5 モノクロームロード
八王子に住んでる頃。
引っ越しを考え出した時は、仕事も音楽も上手くいかず。
「心のまんま」のエピソード時間軸のちょっと前くらいでしょうかね。
八王子駅からマンションまで30分くらい歩く。
毎日のようにバイトの行き帰りで1時間以上歩くわけです。
そんだけ歩くと、考え事する時間があって。
自問自答をしながら、明日の打開策を探す感覚。
「向かう先はとにかく出口」そんな歌詞があります。
まさに、現状を変える出口を探していた心象風景はモノクロのスローモーションのような。
モノクロ写真に凝っていたこともあり、ドラマチックな憂鬱という世界観。
6 サンタクロースの面接
クリスマスソングを毎年作ろうかなって思っていまして。
2021年に作った冬の歌。
なんとも切ない歌というか、夢も希望もないというか。
だけど、この感覚こそがKazumichiっぽい部分でもあるんです。
ハッピーエンドじゃなくて、ハッピーエンドを望んでいる冴えない現状って感じ。
サンタクロースって、人に幸せを届けるわけですよね。
自分のことで手一杯のバイト志願者に、サンタ面接官が言うんです。
「人の幸せを大切に扱えますか?」
続けていう。
「君はサンタじゃなくて、ドリーマーだよね」
そんな人にサンタの重荷は耐えられないと。。。
7 アンラッキーデイ
上手くいかない日は、ムシャクシャしちゃいます。
強い雨が降って、風が吹いて、傘もまともにさしてられなくて。
楽観的に過ごせるほど賢くなくて、真面目が故に疲れちゃって。
雨にさえ腹が立つ!
せめて天気くらいは、晴れろよ!
無茶苦茶なことゆーとります。
8 レイニー
リサイクルショップの雇われ店長(というか「とにかくやってみて」と任された)だった時。
いろんなお客さんが来て、たまにクセの強い人もいました。
「俺は狙われてるんだ」
しきりにそう言ってるおじさんがいて。
しかも同じ話を何度も何度も。
(今バイトしてる精神病院にも同じような人が…)
おじさん曰く、
「俺は国にとっては不都合な、正直なことを言ってるから狙われてるんだ」と。
内心、「(あ〜どーしよ… めんどくさいな💧)」って思ってました。
その時に、心の涙、心の雨みたいな、そういうのを擬人化したらどういう人物になるんだろう?
そんなイマジネーションが湧いて、レイニーという人物が出てきたんです。
9 キャッチ&ロー
高校時代、部活でボート(漕艇)をやっていました。
漕ぎ手が4人の「かじつきフォア」というクルーの一員で。
オールを漕ぐときに「キャッチ!ロー!」というコックス(指揮役)の掛け声に合わせて漕ぐんです。
自分にとっては青春の「流行語大賞」?みたいなもんで、学生時代を象徴する言葉。
部活に一生懸命ではあったんですが、すでに「高校を卒業したら上京する」と決めていました。
ボートのレースって、地味なのにメチャクチャキツいんです。
高校では1000Mを競うんですけど、4分くらい全力で全身を使ってオールを漕ぐ。
息が切れて苦しいし、腕や脚はパンパンになって、時にはオールを放してしまう(「腹切り」という)。
腹切りしちゃったらアウト。
リレーでコケちゃうようなもんです。
あの、苦しくも純度の高い青春時代の未来に今はいる。
10代の自分が、今の自分を見たらどう思う?
なんか…弱気になったよなぁって。
「まだレースの途中だろ、諦めんな!」
あの頃の自分がそう言ってる。
ガッカリさせやしないさ。
今が一番かっこいい生き方をしたいもんです。
10 見えない道
この曲、おそらくオリジナル曲を作りはじめて間もない頃の作品です。
歌詞もストレートだし、恥ずかしい歌。。。
でも、今の自分にはない「泣きそうなほどの純粋な希望」を感じるんです。
ライブで歌ったことは一度もないはず。
それをこうして音源として自分で公開できる日が来るなんてね。
あ、歌詞があまりにも小学生の日記みたいな部分があったので、ちょっと修正しましたけど。
出来上がったアレンジは、結構気に入ってます。
もとの弾き語りとは全然違うんですけど、そういうとこが「THE FULLNESS」としてリリースする面白みでもあるかもしれません。
AUDIUS & Bandcamp
そんな感じの10曲入りアルバム「Future Hunter」。
音楽配信プラットフォーム「AUDIUS(オーディアス)」で配信してます。
Kazumichiワークスからリリースしているすべての曲を聴くことができます。
また、BandcampではKazumichiワークスの作品をダウンロード販売もしています。
こちらでご購入してくださった場合は、ライブのレパートリーとして歌っていただいても構いません!…という特典?にしようかと考えています。
「配信で聴けるのに買う意味って?」と思いますよね。。。
弾き語りでライブ活動してる方、またはバンドをやっている方。
Kazumichiワークスの歌を気に入っていただけたら、レパートリーとして演奏しちゃってください。
有名なアーティストの歌じゃないから著作権とか心配ないし。笑
(※著作権はもちろんKazumichiワークスです。ただ、気にせず歌ってくださいという意味です)
Kazumichiとして自分が表舞台に出ようという気は無くなりました。
自分の作品が世に放たれて、歌そのものが花咲いてくれるのが目標です。
だから、誰かが歌ってもいいんです。
その代わり、ご一報、また、音源や映像があったら送ってくれると嬉しいです。
このHPでご紹介させていただきます!
今回のアルバム「Future Hunter」。
AUDIUSはブロックチェーンを用いた次世代の音楽配信プラットフォーム。
未来は、もっともっと変わっていくでしょうし、きっと個人での音楽活動を楽しめる時代になると信じています。
ロックンロール探し続ける keep on walking!
〜「Future Hunter」歌詞より〜