【DAW】Cubasisでアレンジを考える

手軽に曲のアイデアを考えたい
自分のオリジナルソングを作りたい!
さあ、どうしますか?
「即興でスピーチしてください」と言われたら、困りますよね?
「原稿なしで物語を語ってください」と言われたら、できますか?
「とりあえず自由に作ってください」と言われて、作業が進みますか?
DTMでオリジナル曲を作るときも。
何もアイデアがない状態から録音作業をするのは、とても時間がかかります💧
そりゃそうです。
どんな演奏を録音するか決まってないんですから。
僕は基本、アコギの弾き語りで歌の基礎を作ります。
それをバンドアレンジして作品に仕上げるときは、各パートのアレンジを考えなきゃいけません。
全てをひとりで作っているので、ドラムもベースも鍵盤なんかも、全部自分で考える。
ギターに関しては、一応自分のメイン楽器なのでアレンジも考えやすい。
問題はその他のパート💧
ドラマーじゃないけど、ドラムパートを考える。
ベーシストじゃないけど、ベースラインを考える。
鍵盤弾きじゃないけど、ピアノやオルガンなどアレンジパートを考える。
他にもブラスやストリングスのアレンジなんかもね。
RECしながらフレーズを考えると、とにかく時間がかかる。
全然進まないし、その場で思いつくフレーズなので、ミステイクを量産。。。
「メモDemo?」とでもいいましょうか。
DAWで録音を開始する前に、どんな感じの曲にするかというdemoを作った方がいいんじゃないか?
そう思って、最近はiPadでメモDemoを作るようにしています。
iOSアプリ「Cubasis」でメモ作曲!
BGM制作でも使っているんですが、iOSアプリ「Cubasis2」(※現在はCubasis3です)が大活躍。
iPad用のDAWアプリです。
「ノートにアイデアを録音していくような感覚」
個人的には、それこそがCubasisの真骨頂だと思っています。
Cubasisは、Demoだけじゃもったいないほど機能が盛り沢山。
サウンドも宅録作品を作るには十分な高音質!
もちろんオーディオインターフェイスを繋いで、ちゃんと録音することも可能。
PCで立派なDAWシステムを構築しなくても、正直、Cubasisでも面白い個人作品はいくらでも作れそうな気がします。
それくらい「ちゃんとしてるDAWアプリ」です。
ただ僕は、本番はPCのDAWソフト(Studio One)を使用するので、Cubasisは贅沢な使い方をしています。
それが「メモ作曲」というか、弾き語りの音源に合わせて各パートのアレンジを考えるために使っています。
例えば、弾き語りをiPhoneで録音します。
そのファイルをiPadに共有して、Cubasisに取り込む。
それを再生しながら、MIDIトラックを追加して重ねる音のフレーズや、ドラムのリズムを考えるんです。
Cubasis付属のサウンドが多数あるので、音色にも困らないでしょう。
また、有料の音源もあります。
主要なパートのアイデアを考えたり、ちょっとした上物アイデアのヒントになったり、まさしく直感的にメモしていくようなアイデア出しにはもってこいです。
最大の利点は、そのモバイル性でしょう!
ソファーで横になりながら。
ベッドで寝る前に。
外出先でも。
ラフに使うくらいが丁度いいと感じていて。
ヘッドホンやイヤホンを繋げる程度にして、あとは自由にサウンドを重ねてみる。
僕は、iPadのスピーカーでモニターしながら使ってるので、本当にiPadのみです。
「いかに面倒くささを感じずに作業するか」
ちょっとした時間でも有効に使いたいが故の「手軽さ」が重要なんです。
これで何となくでも「その曲の雰囲気」みたいなのができれば。
PCで本番録音する際の作業効率も変わってくるんです。
自分は、そんなCubasisの使い方。
PCで本腰入れてDAWシステムを組むほどじゃないくていい。
でも、ちょっとした音楽作品を作ってみたい!
そんな方にもCubasisは良いかもしれませんよ。
↑ 確かこの曲はCubasisで編集したと思います。
(※録音はオーディオインターフェイス&コンデンサーマイクを使用しています)
ミックス作業に必要なコンプやEQなども一通り備わっていますので、録音したサウンド調整も可能です。
空間系のエフェクト類もあるので、ステージで歌ってる演出をして楽しむのもアリ。
↑ こんな音源も作れます。
豪華なDAWシステムよりも、思い立った時にすぐ使えるDAW。
メモから作品づくりに至るまで。
便利なCubasis。
興味がある方はチェックしてみてください。