日常に迷い込んだとき、ボブ・ディランの言葉が肩を叩く

音楽の匂いを嗅がせるボブ・ディランの言葉

内面から素直にでてくる歌だけを歌いたい。

歩いたり、話したりするのと同じように歌が書きたいのさ。

〜『自由に生きる言葉(Bob Dylan)』より〜

僕はこの言葉が好きで。

ただ、少し間違って記憶していましたが💦

僕は、こんなふうに記憶してました。

 

「話したりするのと同じように歌いたいんだ」

 

ディラン自身の言葉と、僕が間違って記憶していた言葉は、意味的には全然違う。

でも、何となく勝手に「わるくない解釈」だと思っています。

 

深く考えずディランの言葉を受け止めると、「なるほどねぇ…」ってわかるような気もするんですが、真意を探ろうと考えてみると「ん〜?いや、どういうこと?」って逆にわからなくなる。。。

 

しばらく自分のオリジナル曲を制作していません。

言葉のメモはちょこちょこ残していますが、形にしようというモチベーションにならなくて。

「Kazumichiワークス」という自分の生き方を模索して、どんどん足元を見失っているのか?

フリーランスとしての仕事が軌道に乗らない。

写真撮影や音楽制作を承るような働き方を、少しずつでも育てようと思っているんですが。。。

 

自分自身も悪いんです。

フリーランスって言ったって、謎の個人事業主って感じに陥ってる。。。

 

フリーのクリエイター、いや「無名のクリエイター」といった方が正しいか。

BGM制作やブログなど、あれこれ自分でやってることの方が少しずつ成果が出てるんです。

依頼を受けて働くのが難しいなら、頑張る方向性を柔軟に変えてもいいんじゃないか?

誰に遠慮する必要がある?

世間体?誰もKazumichiワークスなんて知らないと思っていても差し支えないだろ? w

 

最近そんなことを考えながら、新しい日々を始めようとしています。

生計のためのバイトも変えます。

精神科がメインの病院で、時給の安いアルバイトです。

 

スタエフでも話したんですが、時給が良くて今より稼ぎが良くなる仕事もやろうと思えばできました。

でもそうすると、きっとまた「暮らしのためのバイト」に日々が偏ってしまう気がして。

脱サラした意味がない!

 

音楽を作っている。

ブログで文章を書いている。

イラストを描いている。

ラジオを作っている。

写真を投稿している。

…Kazumichiワークスとしては、これらの活動こそが伸ばしていくべきこと。

少ない給料のバイトでも「Kazumichiワークスを優先できる」日々であるべきなんです。

その活動がポートフォリオや自己紹介となって、フリーランスとしてお仕事につなげたいと考えています。

 

そして、自分の歌。

フリーランスシンガーソングライターとしての音楽活動。

これが結局、僕自身でいるために必要なんです。

 

時々、自分の人生って何だろう?って考えちゃうとき。

普通に考えたら、死にたくなるような酷い人生です。。。

「役者になれなかったらどうしよう…」

上京する前に、故郷・網走の海岸から帽子岩の見える水平線を眺めていました。

まさに、何もうまくいかず40歳を過ぎてしまった。

まともな仕事も、結婚も、家族も、僕には縁がありません。

誰かのために生きるような、その「誰か」もいません。

なんてシケた人生なんでしょう。。。

 

それをね、「いやいや!お前の人生だって悪くないじゃん!」と思えるのは。

僕は歌を作っている人生だということ。

 

何のための日々なのか?

それは、「歌を作るため」の日々なのかもしれない。

 

だから、冒頭のディランの言葉が好きなのかもしれません。

そして間違って覚えていた言葉も、自分の歌の特徴でありたいという思いかもしれません。

このブログ名「MAKE BLUES HAPPY.」。

ブルースを幸せに。

自分の人生をブルースだと考えると妙に落ち着くんです。

 

やれやれ。。。

所詮こんな人生よ。

ブルースだよ全く。

でもそれがいい。

これだから歌ができるんだ。。。

 

何もない僕に、ギターとブルース。

ロクでもない日常から、いろんな言葉を歌にしてきました。

なぜか気になって、結局決めた精神科病院での清掃バイト。

これ、本能的に何か「言葉を求めてる」のかもしれません。

 

人間の心を色濃く感じるような気がするんです。

 

そしてきっと、今までに考えたこともないようなことが湧き上がるかもしれません。

予感がするんです。

第何章?かわかりませんが、また自分の歌の質が変わる気がする。。。

 

日常の心が歌になり。

話すように、呟くように、吐き出すように、歌う。

 

やっぱすごいよなぁ。。。

ボブ・ディラン。

理屈的な凄さじゃなくて、感じるんです。

 

彼にグッと意識が向いたとき、妙にギターが弾きたくなる。

そして今日、4時間ほどいろんな人の歌を弾き語りしました。

そして思う。

どの歌よりも良い「自分の歌」を作りたい。

 

 

抗えない流れが、僕を運んでいるんでしょう。

それが後に「見事な決断だったね」と言える日々になることを期待して。

 

あなたの心に従って生きなさい。

そうすれば最後にはきっとうまくいく。

〜ボブ・ディラン〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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