ROLLYさんの素晴らしき即興弾き語り

ROLLYさん

ギタリストならきっとご存知なはず。

ROLLY(ローリー)さん。

僕の中では、ずっとローリー寺西(旧活動名)さんだと思ってたんですが、活動名が変わってるんですね。

 

昔から知ってはいました。

個性的なキャラクターと超絶なギターテクニックで魅了できるギタリストなので、TVでもよく拝見してましたし。

「本当にギターが好きな人」って感じがします。

ギターをまるで服を着るように抱えてるような。

呼吸のように弾くような。

 

いろんなタイプの「ギターのうまさ」ってあると思いますが、ROLLYさんは愛のある純粋なうまさとでもいいましょうか。

最近はYouTubeで脚光を浴びる芸能人も増えました。

そしてTVとは違う「本当の姿」を観ることができるので、その人の人間性やタレント力がモロに浮き彫りになる。

江頭2:50さんなんて、まさにそうですよね。

僕は好きでしたけど、TVではキワモノ扱いだったじゃないですか。

でも本当の江頭さんは、めちゃくちゃ魅力的な人間だと改めて知ることができたYouTube。

 

ROLLYさんに関しても、正直特別ファンというわけじゃありません。

(好きですけどね)

どういう活動をされているのかも存じ上げないくらい、日頃は意識していません。

でも、ギター関連の動画を観てるとROLLYさんの動画が色々出てきます。

 

ギターの腕前や関連知識は言うまでもなくすごいので、楽器レビューなどの動画でよくお見かけします。

楽しそうに弾くんですよね 笑。

そして面白い方なので、独特のボケを交えつつ「ROLLYワールド」全開な動画。

まあ当たり前ですけど、うまい。

僕なんぞがうまいというのがおこがましいくらい、うまい。

 

動画に上がってるコンテンツで、ROLLYさんのギターセミナーみたいなのがあって。

会場にギター好きな方が集まって、セッション形式のレッスンみたいな。

その中で ROLLYさんが言ってたことが印象的です。

 

最初は、教則本を買って運指の練習をした。でもはっきり言ってつまらない💧

 

運指の練習的なのは、今でもヘタクソ(とは言ってもうまいけどw)だと自分でおっしゃってました。

意外です。。。

ペンタトニック・スケール(ギターの抑えるポジションパターンの一つ)をなんとなく知って、それを弾いてるうちに段々とロックのギターフレーズというのを覚えていったとか。

あれだけ速弾き出来る方が、「運指的なのは苦手💧」っていうのがなんかほっこりします 笑。

やっぱり、情熱とか夢中で取り組むっていうのがいかに大切かってことですね。

「好きこそものの上手あれ」ってね。

ギターにおいて、ROLLYさんはまさにそれの体現者って感じがします。



なにげない即興弾き語り

結局何の動画なのかわかっていないんですが、ROLLYさんが女性グループの楽屋に挨拶にきたような動画がありました。

そこで女性陣のギターを聴きたいと言い、最初は聴き手だったんですが、ギター(アコギ)を借りると。

即興で弾き語りを始めました。

もうその弾き語りひとつで、ROLLYさんがいかにテクニシャンかがわかります。

切ないコミカルブルースのような、おじさんの歌 w

しかし、惹き込まれてしまう演奏なんですよ。

カッコつけるでもないし、うまく弾こうと張り切ってるわけでもない。。。

ギターを持つと何かが憑依するかのように、ギタリストに急変するんですよねぇ。

YouTubeにおける音楽ジャンルでは、個人的にはトップに君臨できるカリスマ性だと思ってます。



本物のギター愛

ROLLYさんって、ギターを気持ちよさそうに弾くんですよね。

「ギターは顔で弾く」っていうのを意識して、顔を作って弾く人は多いですけど違和感がある方がほとんど。

ちなみに僕も顔では弾けません。

だって恥ずかしいじゃん 笑。

 

みんながみんな顔で弾いてるわけじゃないし、僕が好きなミュージシャンはどっちかっていうと無愛想。

ボブ・ディランが顔で弾くタイプの人間だったら、たぶん好きじゃないです 笑。

 

まあ、これはジャンルの好みも大きいですよね。

ハードロックやメタル、特に海外の腕の立つギタリストが顔で弾くイメージです。

完全なる偏見でしかありませんが。

 

顔で弾くのが嫌というわけじゃなくて、本当に気持ちが顔に出ちゃってるという「顔で弾く」ならカッコいいって話です。

特に日本人は欧米人に比べて感情表現に乏しいせいか、無理矢理顔で弾こうとしてる感じがして。

 

ただ、ROLLYさんはそこがすごいんです。

本当に顔で弾くことを身につけていると感じます。

端正なお顔立ちもそうですけど、やはりギターが好きで、当たり前のようにギターを弾くのが気持ち良くて、それが顔に出てる。

 

これは僕の言葉(だと思ってる)ですが、

「本当にギターにハマる人って、ギターを弾くのが楽しいんじゃなくて気持ちが良いと感じる人」

だと思ってます。

楽しいってうちは、いつ飽きてもおかしくないかなって。

でも気持ちよさを感じるようになったら、ずっとギターを弾くと思うんです。

それを極めると、ROLLYさんのようになる気がします 笑。

 

ROLLYさんがギターを弾くのを観てると、なんか楽しい気持ちになるんですよ。

子供のような純粋さを持ってる数少ないギタリストじゃないでしょうか。

 

もし僕がバンドを組むとしたら、当然ROLLYさんにギターを弾いてもらいたいです。

妄想ではありますが、それくらいギター愛が素晴らしいと感じるミュージシャンです。

 

 

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