曇り空に君が浮かぶ「Cloudy Song」

オリジナルソング「Cloudy Song」
新しい音源が完成しました。
ちょっぴり切ない素敵な歌「Cloudy Song(クラウディソング)」です。
オリジナルバージョンがあるんですが、その頃はギターしかなかったのでアコギとハーモニカのみのアレンジ。
いつか再アレンジしたいと思っていた曲です。
冒頭の歌い出し、音程外しちゃってます💦
MIXしてる時は色んなポイントに集中していて、あまり気にかけていなかったんですが、完成してチェックすると
「音痴じゃね?💦」
ってな感じの始まりです 笑。
ただ、言い訳として。
アレンジが全く違う感じになったので、メロディーもアドリブに近い感じになってしまいました。
ライブでもよく歌っていた歌なので、元のバージョンが染み付いていて。
元バージョンのまま再制作しても良かったんですが、ちょっとそれじゃあつまんないなぁって思ったので。
味として、おセンチな気分の演出として、お楽しみ&許容くだされば幸いです。。。
ベース&エレキ
今回の制作話としては、エレキギター購入とベースのメンテといったところでしょうか。
まずは、ストラトを購入しました。
なぜこのタイミング?なのかは、自分でもわかりません。
フルアコがやけに弾きにくい(自分が下手なだけですが💦)と感じていたのが引き金かもしれませんが。
初めてのストラト。
食わず嫌いならぬ「弾かず嫌い」とでも言いましょうか。
あまりにも、ザ・エレキギターという感じがして避けていたんです。
憧れでテレキャスから入り、何本もエレキを買い換えましたがストラトは候補に上がったことすらなかった。
そんな自分のお馬鹿さん。
音楽やって20年、今更ストラトの魅力に気づく。。。
基本アコギ弾きの僕は、エレキギターやアンプ&エフェクターなど関連知識が乏しい。
エレキの音に関しても、何となくイメージしてる好みの音はあれど、それを再現する手段を知らない。
ましてやどのギターが好みのサウンド傾向なのかも、いまいち分からず。
そして初めてストラトを所有して分かった。
自分のエレキギターの好みのサウンドって、ストラトだったんだと。
たぶん、ストラトのフロントやフロント&センターのハーフトーンに真空管アンプのザクっとした感じ?が自分のイメージしている気持ち良いエレキのクリーンサウンドかもしれません。
真空管アンプも欲しいっちゃ欲しいですが、なんせ部屋で使いにくい。
ある程度音出せないんじゃ、もったいないんですよねぇ。
だから今までも、買ったは良いけど結局たいして使えずに売ってしまう。
ギターを購入した際にポイントがついて、それで購入できたフェンダーの安いアンプ。
音出しができればいいかって感じでしたが、クリーンは良い音だと思うし、何より音量感が使いやすい!
これぐらいのパワーで、ハイエンドなアンプだったらなぁって思います。
特に、僕のような「ライブというよりは音源制作でアンプを使いたい」人間にとっては。
「Cloudy Song」のエレキも、一本はアンプをマイク録りしました。
(左にパンを振ってるエレキパート)
もう一本のパートは、まだアンプが届いてなかったのでプラグインのアンプシミュレーターを使ってます。
プラグインは使いやすくて重宝してますが、やっぱり実機のマイク録りは何ともいえない説得力がある。。。
自己満足かもしれませんが。
プラグインの音がダメだとは思いませんし、むしろよく使います。
しかし安物のアンプをマイク録りしただけの音なのに、プラグインの高級アンプシミュよりずっと良い。
歪系もアンプを使いたいですが、騒音配慮という問題があります。
そういう時はやっぱりプラグインが便利。
いずれにしても、ストラトにして正解でした。
今まで何とも思わなかった、むしろ「フロントのピックアップはこもって使い道がない」とさえ思っていたんですが、ストラトのフロントは全く違いましたね。
ついでにベース。
僕は中古で買った古いベースを使ってます。
思い立ってキレイにしてあげたくなりました。
いい意味で「中古だしやってみよう!」という気になり、バラバラに分解してパーツを磨きました。
弦も張り替えて、リフレッシュ!
何だかベースが元気になったような気がしました。
オリジナルバージョンのMVはナルシスト
この歌には、オリジナルバージョンがあり、その時MVも作りました。
もちろん自作です。
カメラも好きだし、動画編集作業も嫌いじゃない。
まだYouTubeに広告というものがなかった時代。
MVは特に珍しいものではなかったですが、無名のアマチュアが自分で作ったMVをアップするのは今ほど多くなかったかもしれません。
MVといえば「プロが制作したちゃんとしたミュージシャンのもの」ばかりで。
(僕が知らないだけかもしれませんけどね)
そんな中、一人でカメラを持ち歩き、色んな場所で映像素材を一人で撮影している男の様子は、不審者そのもの 笑。
なるべく人目を避けて、人がいない場所で撮影してました。
だって、恥ずかしいじゃんw。
そういう恥じらいはちゃんとありますよ。
MVの定番って、「ミュージシャンが色んなシチュエーションで歌を口ずさんでる」って演出だと思います。
これを、見かけも良くないただの素人の男がマネすると。。。
悲惨www
YouTubeでみてくれた人が、「ナルシストwww」ってディスコメントしてました💧
確かにね💧
いざそういう感想を見ると、恥ずかしさが突き刺さる。
一応言っておきますが、別に自分の容姿に自信があるわけでもないし、どっちかっていうと劣等感だらけ。
ただ、シンガーソングライターとして世に出ることを目標にしていたので、堂々と自分を見せないと話にならないと思っていたんです。
顔バレせずに自分を売り込むなんて、僕はなんか違う気がして。
匿名で自由にできるネット社会ではなく、リアルなライブハウスで活躍したかったし、プロミュージシャンになりたかったから。。。
ナルシストとバカにされても、気にしないようにがんばりました。
それが今やみてみ?
日本全国YouTuberだらけじゃん。。。
ナルシストどころか、芸能人、一般人、変人、みんな「自分」をガンガン晒してる。
そういう今を見てると、あの頃の自分の感性は間違ってなかったと思います。
ただ悔しいのは、自分はYouTubeの継続力がなかったこと。
もし、あの頃からオリジナル音楽コンテンツで動画アップを続けていたら…。
今の状況は違ってたかもしれませんね。
まぁ、たらればなんて言ってもしょうがないんですが。
その動画ですが、もうお蔵入りにしています。
なぜか?
恥ずかしいからwww
よくこんなの作ったなって、日記を見られるような恥ずかしさが勝って 笑。
データも消しちゃったのかな?
あ、ありましたね。
ブログ限定で公開しましょう。
言っときますよ?
恥ずかしいですからね!笑いますからね!w
ちなみにアルバムにします
オリジナル曲を淡々と作っては出してますが、ぼちぼち10曲になりました。
なので10曲入りのアルバムとして再度Bandcampでリリースする予定です。
こういうことが自分で気軽にできる時代っていうのが良いですよね。
昔、YouTubeがこんなスタンダードになるとは思ってなかった。
それと同じように、もしかしたら音楽リリースの形も、レーコード会社うんぬんじゃなくてミュージシャン個人で運営するのが一般的になるかもしれませんね。
(大物ミュージシャンじゃない限り、すでにそうなってるのかもしれませんが)
シンプルに考えて、売れてるミュージシャンがそれこそYouTubeみたいに自分で音楽を販売したら売れるんじゃないの?
自分で音源制作できる人だったら、手数料云々はあれど、まるまる収益は自分に入るわけで。
それが最もわかりやすい芸術活動というか。
売れる人は売れるし、売れなくたって誰でも活動はできる。
それができる「個人活動時代」だと思ってます。
願わくば、この暮らしを継続できるだけの収入が得られると、もっと音楽に専念できるんですけどね。
まあ、お金の話はともかく。
好きなことを思う存分できるのは楽しいです。
なんにもない僕ですが、
こんな歌たちを聴いてもらって。
どう思うとかじゃないですけど、
いつか見ていた夢の途中にいることが、とりあえずありがたいです。
「Cloudy Song」どうぞよろしく。