新音源「GOOD MORNING」
新音源「GOOD MORNING」
オリジナル曲「グッドモーニング」を音源化しました。
ボブ・ディランを意識したような、アコギストロークによるフォークソング。
でも音源用にアレンジすると、雰囲気がだいぶ変わりました。
冒頭に演奏ノイズが💧
オリジナルソングも毎回Audiostockに申請してるんですが、これはNGかもしれません。
ちなみに前回の「言ってもらえずに」という歌も、ノイズによりNGでした。。。
生演奏を主体にしているので、ちょっとした摩擦ノイズなどが混入しちゃってる時がある。
(自分でもよくわからないレベルなんですけど💧)
あと、プラグインでレコード風のエフェクト演出をしても、ノイズとしてNGにされます💧
でもまあ、誰かに使ってもらうために申請する以上は、厳しいのは仕方がありません。
かといって、トラックを差し替えるほど言うことを聞く僕でもありません 笑。
イチオシだったり、どうしても登録したいという曲でもない限り、NGなら引き下げます。
依頼されたものなど、「修正に答えるのが仕事」の場合はもちろん全力で修正しますよ。
でもオリジナル曲は基本、僕個人の作品として作ってる意味合いも大きい。
BGM制作と違って、「ソングライターとして作った作品を一応登録してみます」というスタンスです。
使っていただけたら嬉しいですが、歌詞にしてもサウンドにしても、僕のクセが強いので。。。
今のところはBandcampでの販売とAudiostockへの申請という形にしていますが、Audiostockへのオリジナルソング申請はいつ辞めるかわかりません。
僕の歌の世界観をコンテンツに利用していただけることは稀でしょうが、予めご了承願います。
よくわからないアルバイトDays
この歌にも背景となる思い出があります。
アートワークイメージのネタになった、朝の出勤光景。
当時、引っ越したばかりでアルバイトを急いで探していました。
お金を貯めて引っ越しする予定でしたが、あまりにもバイトが決まらず、貯金どころか生活も危うかったので、
借金して先に引っ越しちゃったんです。
ですから、生活費はもちろん、借金を返済するためにも早いとこアルバイトを決めたかった。
運が良かったのか悪かったのか。。。
引っ越して最初に応募したアルバイトに受かりました。
正直言って、面接の時点で怪しさ満点。
個人事業主として身内でやっているネット販売業(リサイクル業含む)のお手伝いというバイトでした。
社長、専務(奥さん)、部長(奥さんのお兄さん)、僕(アルバイト)。
お酒の買い取りとネット販売、あとはリサイクルショップ。
ネット販売用の写真を撮ったり出品する作業は、応募した内容としてズレてなかったんですが、だんだんよくわからない仕事を任されることに。
店舗を借りたので、そこでリサイクルショップを開くことになり。
(元の場所ではお酒の取り扱い専門にするため)
で、そのお店のスタッフをやれという。
実質、店長みたいなもんです。
と言っても、スタッフは自分だけですが。
「とにかくやってみてくれ」
こう言っちゃあなんですが、かなり適当な社長でした。
後々に感じたことですが、あまり誠実な人じゃないし、ちょっとおぼっちゃま的なわがままさがある大人。
買い取りでも結構平気でウソをつく💧
お店の買い取り基準も、レイアウト設定も、価格設定も、レジすらない。
倉庫にたまったリサイクル用品の山を、自分なりに陳列してお店をやれというミッション。
なぁんにも細かな指示はないし、レジや領収証とかどうするのか。。。
もう良いやと開き直って、胡散臭いリサイクルショップの店長としての日々が始まりました。
人と接するのはこう見えて嫌いじゃない。
ハゲてるルックスゆえ、接客業のアルバイトが受からなかっただけで 笑。
おばあちゃんや常連さんと世間話するのは楽しかったです。
ただ、肝心のショップ運営はメチャクチャでした。
なんの指示もないのに、「買い取りが高すぎる」だの、逆に「もっと積極的に値付けしていい」だの。
具体的な営業プランもクソもあったもんじゃないのに、ダメ出しばっかり。
自分のさじ加減で買取してきて、それをどうにか売れと。
個人宅用のサウナとか 笑。
どうやって売るんだよ。
(ただ、もの好きがいて売れたんだこれがw)
閉店時間にその日の売り上げだけ確認しに来る。
高そうなモノの査定の時は自分でやってましたが、適当なことばっか💧
僕はハードオフでアルバイトしていたことがあるので、買取業務の細かさや神経を使うという面を知っていました。
だからこそ、適当なリサイクルショップに疑問しかなかった。。。
そういった方達のお仕事を手伝っていたので、次第に不満が表面化して。
僕はイライラが態度に出てしまい、思ってることを正直に告げました。
「イラつかれても困る」
「それか違う仕事を探してもらったほうがいい」
そう言われたので、ある意味、辞める良いきっかけでした。
「じゃあ仕事決まったら辞めます!」
それから3日後に新しいアルバイトを決めました 笑。
「決まったので辞めます」
そう告げると、「さすがに急すぎる」とか言い出して。
知らんがな。
…と思ったんですが、一応給料はちゃんと貰えてたし(当たり前かw)、お世話になったわけなので、1週間だけ待ちました。
退職の日、僕的にはドライな感じで「お世話になりましたモード」を演じていました。
「また機会があったら、一緒に働けたらと思う、いやホントに」
そんなことを言ってましたが、ごめんこうむります 笑。
そんな、なんともスッキリしない職場へと出勤していた毎日。
駅と逆方向に歩いていく朝、すれ違う人々がみんなまともな社会人に思えて。
自分がゴミのような人生に思えた瞬間があったり。
ただの被害妄想ですが、
「うわぁ なにこの男、いい歳して何やってるんだろ…」
「こんな風になったら人生終わりだな…」
「キモ シンプルにキモ…」
そんな風に思われてるような気がしていた朝の通勤。
その時のことを歌にしたのがこの「GOOD MORNING」。
いいねぇ、この誰も得しない、ダークなBlues 笑。
和風R&B?
冒頭でも書いたように、アレンジは元ネタからだいぶ変わりました。
結果的に、「アコースティックな和風R&B」というようなイメージになった気がします。
あくまでも個人的で、自己満足でしかないですが、今回の音源は「自分の好みが融合してる感じ」。
僕は音楽の嗜好が偏ってますし、極端な好みの違いがあったりします。
ボブ・ディランやストーンズ的な、尖ったBluesサウンドが好きですし、ブルース・スプリングスティーンのアメリカンなロックサウンドも好き。
「たま(バンド)」のような不思議な世界観や、ブルーハーツ(現クロマにオンズ)的なストレートな邦楽パンクも好き。
さらにはボブ・マーリーのようなクラシックレゲエなんかも。
そういう自分の好みがごちゃ混ぜになって出来たのが、今回のようなサウンドって感じがしてます。
アコースティックなフォークのような、でもどこかBluesのような。
いやいや、これは「たま」の影響じゃない?
このリズムはR&Bを意識してるでしょ。
などなど。。。
相変わらず変な歌とアートワークですが、変だと思えるうちは個性があるんだと思ってます。
審査落ちとか気にしたり品質に気を取られすぎて、つまらない作品になってしまわないように気をつけます。
品質は大事です。
仕事ならなおさら。
でも、オリジナル曲なんて「興味持たれてナンボ」の世界だと思います。
じゃなきゃまず、聴いてもらえないので。
悔しいですが、まだまだ個性が足りない。。。
頑張ろう。
ひとまず今日も、おはようございます。