世代の音楽を聴いて思う。音楽の質は上がったのか?

古い音楽がリファレンス

BGMにしろオリジナルソングにしろ、ときどきMIXで訳が分からなくなる

面白いもので、MIXって気にしだすと永遠に終わらないんじゃないだろうかって気さえするほど、ドツボにハマるんです💧

ある程度までは、数値で設定するいわば「コツ」や「慣れ」で整えられるのかもしれません。

フェーダーや各プラグインのメモリを見ながらバランスをとる。

 

でも、音楽は耳で聴くものですよね。

もっとカッコつけた気持ち悪い言い方をすれば、音を聴いて感覚で感じるモノですよね (キリ✨)

(↑これは大物ミュージシャンだけが許される言い方w)

 

冗談はさておき、MIXにおいても、DAWの画面やパラメーターに縛られんじゃなくて、耳で聴いて判断するのが大切。

そんなの当たり前?

僕もそう思っていますが、けっこう囚われちゃってる気がするんですよ、視覚情報に。

だから極端な話、パラメーターをいじるときに目を閉じることさえあります。

(聴いた感じで調整するため)

 

僕は保守的というか、音楽の好みもあまり手広くありません。

新しい音楽は全く聴かないわけじゃないにしろ、良いと思えないんです。

もうこれは、世代や若者との感性の違いもあると思うので、しょうがない。

音楽制作なんて、言ってしまえば「自分好みの追求」みたいな部分もあると思うので、リファレンスとして聴く音楽も当然自分好みの音楽になります。

 

作曲家という職業であれば、リファレンス音源はMIXのバランスなどを客観的判断で参考にできるものを聴くのかもしれません。(偉そうに言える身分じゃないですが💦)

僕の場合は、どうしてもシンガーソングライター的な感覚が強い

MIXのバランスはもちろん気になりますが、それよりもその音源の個性みたいなものを参考にしている感じです。

特に好きなミュージシャンの曲を聴いていると、それぞれ音源のバランスや質感が全然違う。

しかも僕が好きなのは、みんなひと昔もふた昔も前のミュージシャンばかりです。

洋楽は特に個性がそれぞれって感じで、MIXの参考にといっても、まさに好みの問題になる。

邦楽でも、昔の音源と今の音源は全然質感が違う。

個人的な好みで言うと、洋楽・邦楽ともに、やっぱり昔の音楽作品の方が好きなんですよね。

音質やサウンドとしての進化は現在に分があるのかもしれませんが。

 

例えば、とても綺麗なモデルさんを見ているような。。。

洗練されてるし、トレンドを抑えて整っていて、すごく華やかで。

でも、なんか世界が違うよなぁって感じ。

極端に言うと、電子的な、サイボーグのようなサウンド。

それが僕なりの、現代的な音に対する印象というか、惹かれない理由というか。。。

 

昔の音楽も、もちろん素敵なことに違いはないですよ。

ただ、芸能人を生で見るような「この人本当にいるんだ」っていうアナログ感?

(例えがわけわかんなくなってきたw)

昔の音楽って、すごく人間味がある。

コンピューターのサウンドに飲み込まれていないアーティストの個性をちゃんと感じるんです。

こだわって作ったサウンドは、きっと技術的にも昔に比べて素晴らしいのかもしれません。

ここで、そうですね、多くの人がご存知の方を例にさせてもらいます。

 

Mr.Children、言わずと知れた素晴らしいバンドです。

僕も青春時代の思い出がたくさん詰まった好きな曲がいくつもあります。

でも正直にいって、ファンというわけではありません。

だからこそ、一歩引いたフラットな感覚でお話しさせてもらいます。

(決して偉そうな批評するわけじゃないのでご安心を💧)

僕は「KIND OF LOVE」というアルバムが好きで、ミスチルはほぼこれしか聴きません。

何枚かはアルバムを購入しましたが、いまいちお気に入りまではいかないというか。

やがて、全く聴かなくなりました。

 

今、音楽制作をする際。

特にオリジナルの歌ものを作る際は、ミスチルのアルバムを聴くこともあります。

「Kind〜」と、最近の音源を聴いて見ると、もちろん新しい方が洗練されています。

でも、圧倒的に昔の「Kind〜」の方が好き。

 

この頃のサウンドは、思い出に寄り添ってくれる音がする。

現代の新しく洗練された作品は、(僕にとっては)遠い世界の音がする。

そんな感じ。

どちらをリファレンスにしたいかというと、断然前者の音。。。

 

ミスチル様、ファンの皆様、クソハゲが生意気なこと言って申し訳ありません💦

あくまでも感覚を説明するための例なので、ご了承ください。

 

あ、もっとわかりやすいのあった。

ブルース・スプリングスティーンの名盤「BORN TO RUN」と、最新作「LETTER TO YOU」を比べた場合。

圧倒的なクオリティの差があると思うんです。

でも、シンプルで純粋なサウンドの「BORN~」のエネルギーを最新作には感じないんです。

 

MIXの特徴やサウンド的こだわりは、正直いって僕がわかるようなレベルじゃないでしょうし、だいたい生楽器を使ってる音源と自宅で完結する音源を比べること自体がナンセンスですからね。

僕がリファレンスで感じたい・参考にしたいのは、作品としての存在感なのかもしれません。

自分の環境で、どれだけその感じに近づけられるか。

そのために、コンプのかけ具合やEQ処理、定位感など、自分なりに毎回試して何かを得ようとしています。



音楽の質は上がったのか?

「音楽制作」という点では、プロの世界はもちろんでしょうけど、アマチュアでも素晴らしい作品が作れるほどDTM環境というのは進歩しているんだと思います。

「サウンドクオリティ」「作品のクオリティ」はまた別の話だと思うんです。

昔なんかの記事で読みました。

「例えば、最新機器を使ってテクノロジーを駆使して作ったその辺のアマチュアの宅録作品と、ジョンレノンがカセットテープに吹き込んだ弾き語りとでは、どちらに価値がある?」

そんなような内容。

いうまでもなく、ですよね。

 

音楽制作環境が良くなるのは素晴らしいし、アマチュアにとっても嬉しいこと。

でも、歌の中身がスッカスカじゃあ、作品としての質云々は語れない。。。

 

昔の音楽が良くて、今の音楽はダメ、そんなことはないと思ってます。

でも、質感が絶対に違うと感じます。

うまく言えないし、無名な奴の戯言に過ぎませんが、僕はその「良いと感じる質感」をリファレンス曲から感じ取って、自分の歌を作りたいと思っています。

古い歌ばかり聴いて。。。

時代遅れな感覚で何を言ってるのかって?

 

いや、音楽の良さを作品に詰め込むには、この時代遅れな感覚こそが貴重なセンスかも?しれませんよ。

だってほら、通なミュージシャンはレコードが好きでしょ?

 

音楽を作ってる人なんて山ほどいるわけで。

MIX腕も大切ですが、自分の特徴を伸ばさなきゃ誰も聴いてくれない。

さらにその特徴が、「なんか良い」と思ってもらえる感覚的なものじゃなきゃ。

それを感じるのが古い音楽って話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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