お墓掃除をしながら。僕にお墓はないけれど

お墓掃除

自粛ムードの中申し訳ありませんが、僕は自分の意思で、大事なお墓参りを決行しました。

来年以降、自分の暮らしがどうなるかわからない。

ばあちゃんが元気なうちに手紙を渡せる最後かもしれない。

 

網走についたのは夜。

20:00前のアプトフォーには、人っ子ひとり見当たりません。

バスターミナルから肌寒い無人のメインストリートを歩き、去年に引き続きホテル「オホーツクイン」。

しかも、部屋まで同じ 笑。

ちょうど一年前と同じことをしている感覚。

ちなみに体重はプラス5kg💦

なので、ベストだった体重から考えると15kg増えてます。

はい。デブです。

痩せなきゃと心に誓いながらグッスリと眠り、次の日。

午前中からお墓掃除をするため墓地に行きました。

車すらあまり走ってなくて、ビックリするくらい静か。

9時前くらいでしょうか。

墓地に着くと、珍しく先客がいました。

ふたりだけ。

いつもは僕しかいなかったので 笑。

 

おけに水を入れて、三つのお墓を掃除します。

一箇所は迷うことなく場所がわかるんですが、もう二箇所が毎年迷う。

目印の木が刈られていたり、周りにお墓が増えていたり、毎年ちょこっと変わってる気がするんですよね。

今年も、けっこう迷いましたよ💧

アブ2匹

迷わずに行けるお墓から掃除をします。

毎年お墓掃除をしていると、こなれてくる。

今年はホテルのアメニティーであるスポンジや歯ブラシを使って、さらに綺麗に掃除しました。

無心で掃除していると、アブが2匹、近くにまとわりついてきました。

じいちゃんばあちゃんか

そんなことを一瞬思いながらも刺されたら嫌なので、せめてハエがよかったなぁなんて思いながら。

肌寒かったですが、天気が良くて掃除しやすかったです。

いつの間にやらアブ2匹もいなくなり。

「じいちゃん、またくるよ」

そう手を合わせて、次のお墓に向かいました。



どこだっけ

あれぇ〜?どこだっけ?

行ったり来たり。

だいたいの場所はわかっているんですが、ピンポイントで見つけられない。

この辺なんだけどなぁ💧

ウロウロしてようやく見つけました。

たぶんあってます。

(三つのうちで一番見つけにくいお墓)

母親が小さい頃に亡くなった、母の本当のお父さんのお墓。

 

違うお墓掃除してたらどうしよう?

毎年、このお墓はそう思う 笑。

大丈夫だと思いますが。

 

このお墓は、誰かお参り来てるのかなぁ?

あまり汚れてはいませんが(だって、毎年僕が掃除してますからw)、お参りに来た形跡もなく。

あまり近しい訳じゃないんですが、母親の家系のご先祖さま方ということで、よそよそしくも手を合わせて。

今年も綺麗にしました。

僕にお墓はないけれど

最後は、一番新しいお墓。

「せめてものBlues」という歌を捧げたじいちゃんが眠るお墓です。

まだ元気ですが、すでにばあちゃんの名前も刻まれているんです。

二人のお墓です。

ばあちゃん、今年96歳だってさ!

母親が少しだけ面会した時、

「カズミチは元気なのかぃ?」

って言ってたってさ。

ボケは進行してるんですけど、僕のことは覚えてくれているようです。

 

新しいお墓なので綺麗なんですが、スポンジと歯ブラシを駆使してせっせと掃除。

何かを考えてるようで、考えていないような、そんな感覚でひたすら掃除していると思い浮かんだフレーズ。

 

僕のお墓はないけれど いい人生でした

僕のお墓はないけれど いいロックンロール

 

ふと浮かんだ言葉です。

 

ご先祖さまやじいちゃん・ばあちゃんが眠るお墓を掃除しながら、

自分の入るお墓はないんだなぁって思って。

 

まず親の離婚で家族は崩壊。

母親は再婚相手方の苗字に変わってるし。

お墓も、再婚相手の方でしょうね、きっと。

父はお墓にすら入っていないようです。

 

僕は、入るとすればいつも最初に掃除してるお墓?

でも、家族も子供もいないし、面倒を見てくれる人はいません。

まあ、予定通りの孤独死ってやつでしょうね。

いいんですけどね。

そういう人生を自分で選んだんで。

 

noteで書こうと思ってるんですけど、保険の更新?

母親が自分のためにずっとかけている生命保険があるみたいで、本人(僕)の立ち合いがいるとのことで。

その保険の担当者は母親の古くからの知り合いらしく。

で、離婚して疎遠になった父の保険関係の担当もしてたみたいで、母親も知らない晩年の父の様子を話していました。

なんか、治らない病気だったみたいですね。

60歳で父は他界しました。

 

あと18年しかないんですよ、60歳まで。

やりたいことを躊躇してる暇なんてないんです。

保険かけてくれてる母には申し訳なさとありがたさを感じながらも、僕はずっと無様な人生を送っています。

かっこよく言えばロックンロールな人生。

そんじゃそこらの幸せな人生では太刀打ちできないくらいの無様さですよ。

 

僕のお墓はきっとない。

幸せな最後も望めないかもしれない。

それでもいい人生だったと思える唯一の方法は、音楽を続けることくらいしかないかもしれません。

決してカッコいいロックンロールじゃないけれど。

どっちかっていうとBluesだけど。

 

「じいちゃん、なんとか音楽でフリーランスで稼げるように頑張るからさ」

 

そう思いながら手を合わせて、全てのお墓掃除を終えました。

そのあと数時間、30年前の思い出めぐりをして、歩き疲れました。

Kazumichiワークス Audiostock

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

fifteen + 14 =

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)