【追悼】チャーリー・ワッツ。僕にとってのチャーリーは

ありがとう チャーリー・ワッツ

昨日、ザ・ローリングストーンズのドラマーチャーリー・ワッツ氏が天国のライブに向けて出発しました。

この世でのライブ予定を全て終えて、今度は天国でジャズバンドのドラマーとして現役復帰するようです。。。

いやー、もちろんいつかは誰だって命を終えるわけですが、さびしいですねぇ。

僕は親不孝だし、若い頃からひとり上京したので、家族や親族との付き合いがほとんどない。

それもあってか、親父(離婚後全く会うことがなかった)が亡くなった時も、ビックリしたけど落ち込むことはなかった。

この間、母親の再婚相手のお母さん(義理の祖母)が亡くなったと聞いた時も、「そうか…」だけでした。

 

なのによ。

「チャーリー・ワッツ死去」の記事を目にしたとき、親族よりも淋しさを感じました。

たぶん、僕は「チャーリーからもらったものがある」からだと思います。

ドラムの基本イメージ

ドラムがちゃんと叩けるわけではありませんが、音楽制作をやる上で欠かせないパート。

過去には電子ドラムを購入して、実際に叩くことでのドラムパート録音をしていたこともあります。

(うるさいぞ!と壁ドンされてシュンとなった思い出💧)

現在はプラグイン音源を使用しての打ち込みですが、ドラムのイメージは基本的にチャーリー・ワッツのドラムです。

そんなにドラマーを知らないのもありますけど、ローリーングストーンズのバンドサウンドが好きなのもあって。

そうなると「チャーリーのドラム」が僕の音楽制作のリズムの師匠になります。

シンプル イズ ディフィカルト(難しい)

「チャーリーのドラムは、見るのとマネるのでは大違い。実際やってみると難しい」

そんな文面をよく見かけます。

ストーンズファンの方はご存知でしょうけれど、チャーリー・ワッツはジャズに造詣が深い。

自分自身のドラマーとしての価値観も、ロックバンドのドラマーというよりは、ジャズドラマーという自意識があったようですね。

また、芸術家(デザイナー)になりたかったと語っていて、デザインの分野でもその才能を発揮していたようです。

 

ドラムに関しては、僕は語れるほどの知識も経験もない。

ただ、世界一のバンドのドラムが、一見するととてもシンプル

ドンチャカ派手なプレイじゃなくて、バンドをしっかり支えているような確かなドラムといった印象。

なんだかそれが、とてつもない本物に感じるんです。

 

手数が多くて激しく叩きまくるドラマーも凄いんでしょうけど、僕は好みじゃない。

ギターでいうところの「速弾き命!」みたいなプレイに興醒めするように。

 

実際に音楽制作で、自分のイメージしているリズムや、機械的なリズムじゃないグルーブを出したい時。

シンプルなビートでも打ち込むのが難しい。

何が難しいって、「感覚レベルのタイミング」ですかね。

 

チャーリーのドラムは、ジャズのリズム要素もあってか、独特のグルーブ感があるという。

それがストーンズサウンドの要でもあるらしいです。

僕は、ストーンズサウンドが好きなのはもちろん、ブルーズやレゲエなど、リズムのグルーブに人間味がある音楽が好きで。

具体的には、6/8拍子だったり、微妙に突っ込んでいたり、モタっていたり。

その調整を打ち込みでするのが、難しい。

クオンタイズを使いつつ自分のイメージに近づけますが、あとちょこっとだけタイミングをズラしたい時なんかは、もう感覚でズラします。

 

そもそもでいえば、DAWで録音編集するとなるとレイテンシー(音の遅延)の問題があります。

どんなにクリックに合わせて演奏したところで、絶対に少しズレて録音されるんです。

それをクオンタイズで修正します。

ダンス音楽など、タイトなリズムが持ち味の曲ならクオンタイズが大活躍。

ビタっと機械的にタイミングを揃えてくれますから。

 

逆に、それを避けたい(絶妙に人間味を持たせたい)とき。

MIDIのノートを全部感覚で修正するほど、僕には腕がありません💧

ある程度クオンタイズを試してみて、違和感のある部分は手動で調整。

それでも上手くいかないことが多々あります。

 

チャーリーのドラムは、もちろん人間ですから個人のグルーブ感があります。

それは決して簡単に機械で再現できるものじゃないでしょうし、だからこそ魅力的なんだと思います。

「今回の曲はストーンズのアレっぽいな」と、リズムを考えるときにチャーリーのドラムをイメージして打ち込んでみます。

その打ち込みドラムにはチャーリーは存在しない。

鍵盤を押しただけのサンプル音。

 

キース・リチャーズ(ストーンズのギタリスト)が「ストーンズはチャーリーだ」といってるくらい、サウンドを決定づける大きな要素なんだと思います。

派手なミックのパフォーマンスや、目を惹くキースのギター、楽しげなロニーのギターに隠れて、ストイックにリズムを生み出しているチャーリー。

 

シンプル イズ ディフィカルト(難しい)。

音楽だけじゃないでしょうけど、ある種の奥深さを意味する言い方です。

単純な8ビートが、タイミングひとつで機械にも人間にもなるんだと思うんです。

 

イメージしてみてください。

リズムマシンの8ビート。

メトロノームに合わせて、中学生がちゃんと叩く8ビート。

チャーリーが叩く、同じ8ビート。

…きっと全く違いますよね。

 

とにかく、僕の音楽のドラムはシンプルでいい。

でも、安っぽくはしたくない。

そのためには、チャーリーのドラムイメージが必要なんです。

これからも

キースが、チャーリーの追悼ツイートとして、ドラムセットに「closed」と札を下げた写真を投稿していました。

キース、さびしいだろうなぁ。。。

ストーンズの映像でキースとチャーリーが仲良さそうな映像が大好きでした。

それを思うと、目頭があつくなってしまいます 涙。

 

僕にとっては、これからもずっとチャーリーのドラムがリズムの基本イメージです。

無名の世の中に相手にされないシンガーソングライターですが、チャーリー、どうかこれからもよろしくお願いします。

ザ・ローリングストーンズを知って良かった。

ありがとう、チャーリー・ワッツ。

チャーリーに捧ぐ。

It's Only Rock'n'Roll (But I Like It) !

 

 

 

 

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