よく捨てずにご無事で。十数年眠っていたスライドバー

スライド奏法に憧れて

ギターの奏法をあれこれ研究していた20代。

変則チューニングにハマっていた時期もありました。

なぜなら、尊敬するキース・リチャーズも、ギターの研究をする過程でオープンチューニングなどを積極的に取り入れて、オリジナリティを追求したというのを知って。

「ホンキートンク・ウィメン(ローリングストーンズ)」の特徴的なリフのような、キースのギターサウンドを確立する一つの要素になったようです。

「変則チューニングマスターブック」だったかな?(そんな感じのタイトル)

そんな書籍があって。

様々な変則チューニングが載ってるんです。

まずはキースをマネしてオープンGから入りました。

(全て解放で鳴らすとGのコード)

フレットをセーハで押さえると、他のコードになります。

ただ、コードの形は変わってしまうので、覚えなきゃいけないんですけどね。

僕は面倒だったので覚えませんでした。

 

オープンチューニングといえば、スライド奏法です。

おそらく一度は聴いたことがあるギターの音色だと思いますよ。

「ジュイ〜ン・・・」っていう粘っこいサウンドです。

(参考動画:いちむらまさ様)

音楽の好みとしてブルーズに偏っているのもあり、当然スライドバーを使ったブルージーな演奏にも興味を持ちました。

当時もそうでしたが、なかなか難しい。

なんとなくは遊べますが、ちゃんと弾こうとするとスライドバーの当て方とか、揺らし方とか、ギター側の弦高とか、ちょっとスライド奏法に寄せた慣れが必要でした。

オープンチューニングで使うとなれば、チューニングもいちいちセットして。

元来めんどくさがりの僕は、まずオープンチューニングにすること自体がめんどくさくなりました 笑。

ギターが2本あった時は、確か一本をオープンチューニングにしていた気が。

レギュラーチューニング時のコードの押さえ方と、オープンチューニングでの押さえ方が全く違います。

なので、たたでさえヘタクソなのに、あれこれやってちゃギター上手くならないべさ!てことで、オープンチューニング熱は冷め、スライドバーも封印されていました。

ガラスとブラス

昨日、新たにBGM(というかジングル)を考えていた時、デルタブルースのようなショートジングルにしようと思いました。

もとになるギターのフレーズを録り終わった後、なんかもう少し重ねようかなって。

色々弾いていたんですが、しっくりこない。

いっそ、ひとつのギタートラックのみでいいかなと考えていたら、スライドバーを思い出しました。

材質がブラスガラスのスライドバーを持っていました。

でもどこにしまってあるのかは覚えていない。。。

と思ったら、あっさり見つかりました。

ブラスの方だけですが。

ハンコやスティックのりと一緒に眠っていました。

十数年、使ってない気がします。

これ、重たくてね。

コントロールが難しくて、ガラスの方ばかり使ってた記憶があります。

でも、ガラスの方は行方不明。

 

5回引っ越してる中で、捨てずによくとってあるな。。。

使ってないのに 笑。

ブラスが生き残っていた

かなり黒ずんで汚れていたので、まずは金属磨きでクリーニング

ギターのフレットを磨くときに使用する研磨材ですね。

ウエスが黒くなるほど、なかなかの汚れ。

磨き上げて軽くコーティング剤で仕上げたら、ツルピカ✨ハゲ丸くんになりました。

 

さっそくスライド奏法で音を重ねます。

…上手く弾けません💧

そりゃそうか。

まず今のギターは弦高が低め。

スライドバーがゴツゴツとフレットに当たってしまう。

ブラス製は重量があるので、重みとちょっとした角度で「ゴツ…」。

 

いろんな指にはめてみましたが、僕は中指薬指が使いやすい。

強く押さえすぎないようにコントロールしつつ、音程をとりますが、今度はうまいこと音程をとれない。

ある程度は不安定&ビブラートがスライドの味なんですけど、僕の場合は単にフレットを捉えていない💧

 

息を止めるほど繊細にコントロールしながら、何回も録りなおし。

そんな難しいことしてないのに、難しい。。。

 

完璧な音程感より、絶妙に調子っぱずれな感じがブルージーなので、及第点まで行けばOKとしました。

そんな音源をAudiostockに申請しちゃうんですから、僕もなかなかの大馬鹿者です 笑。

(不合格を通達される心の準備は済んでますw)

 

でも、全部が整って綺麗な無難な音楽・音源ばっかりじゃ味もそっけもないじゃない?

企業やコンテンツ製作者に使用される前提で作るのかもしれませんが、僕の中のミュージシャン魂がウズいてしまう。

だから審査によく落ちます💦

BGMとして、このクオリティは💩だろ!って感じで。

(Aoudiostockはもちろんそんな風には言いませんよ)

 

スライドバーを久しぶりに使ってみました。

一瞬でブルージーになるから不思議。

自分でもバカだなぁて思うエピソード。

20代の頃、とにかくギブソンのアコギに憧れていました。

当時は確かギルドというブランドのアコギを所有していたんですが、どうにかギブソンが欲しい。。。

お茶の水の中古楽ギター屋で、Gibson B-25を中古で見つけました。

確か中古で16万ほどだった気がします。

ギブソンの通常ラインナップは、大体30万くらいの相場感。

それ以上が普通で、それ以下は中古かエントリーモデルみたいなイメージです。

 

16万は安くない。

でもGibsonとしては安い。

 

分割払いで購入。

わぁ。ついにGibusonのアコギだぁ!

弾きにくい。。。

 

音詰まり、ネックの握り具合が変だ。

あの当時は今よりもアコギのこともよく知らなかったとはいえ、「違うな💧」と思いました。

憧れで突っ走って16万の分割払い。ふぅ。

どのくらいだったかな。2ヶ月後くらい?

売りました。

さすがギブソン、買取額もそれなりにつけてくれて。

 

勉強代さ。。。

そんなため息を思い出す、スライドバーの音色です 笑。

 



日頃はペン立てにしよう

ペーパーウエイトにもなりそうな重量があるブラス製のスライドバー。

また押し入れにしまうのもなんだなーと机の引き出しに入れようとした時、

「あ、これさ、ぺん立てでいいじゃん!」

 

万年筆を購入した時、ペン立ても欲しくて探し回りました。

でもそのときはいまいち良いのがなくて。

あったとしても高い。

万年筆は2万。

ペンに2万もイカれてるなとは思いますが、満足してるのでOK。

たださすがにペン立ては安くて良いでしょう!って💧

 

なんであの時気がつかなかったんだ。

そう思うほどピッタリじゃん。

スライドバーも、ビンのボトルネックで弾いたことが始まりなんていわれてるくらいですから。

スライド奏法は、金属のナイフだったり、工具、ライターなど、ブルーズマンたちは身の回りのものを音楽に変えていました。

日頃はペン立てとして。

いいじゃない。実にブルージー 笑。

 

 

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