ハイエンドCoeFont作成!ひたすら例文を収録する5時間!

ハイエンドでCoeFontを作成

昨日に引き続き、「CoeFont」のお話です。

ご存知ない方のために。

CoeFontとは、

■声をサンプリングして、自分の声素材が作成できる

■登録されているサンプリング音声(声)を使って、ナレーションやセリフが作成できる

人間の声にまつわるサービスです。

文字の「フォント」ってあるじゃないですか?

あんな感じで、色々な声のフォントを使えるといったイメージです。

ローエンド版Kazumichiワークス CoeFont

 

昨日、お試しバージョンで自分の声フォントを作成してみました。

(昨日の記事はこちらから)

どんな感じになるかわからなかったので、気楽に作成。

実際、何をしなきゃいけないかというと、次々に出される例文を録音していきます。

録音できればPCのマイクでもいいでしょうけど、マイクを使用するのとでは当然品質に差がでます。

「ローエンド」という一番お手軽なプランで作成しましたが、それでも例文×100個を録音。

思ったより大変でしたが、淡々と進めて収録完了。

出来上がったCoeFontも悪くないです。

 

しかし、自分のクリエイター魂に着火。

ハイエンドプランで作成したくなりました!

どうせなら最高品質のものを作りたい。

価格も¥1500ですからね。

出し惜しみするような価格じゃないし。

 

朝からマイクの準備をして、飲み物も用意。

ちょっと大変かもしれないから頑張ろう!

 

120分じゃ終わらんって!

ハイエンドプランは、¥1500で120分の作業目安と記されています。

ローエンドが15分だったので、単純に8倍かぁ。

「なんとなく大変そう」そんな軽い気持ちでしたが、例文の数を見てしばし無言。。。

 

例文×700!

いや、大変だとは予想していましたが、実際の例文数を見たら「マジかぁ…」という心境でした💧

作業手順はわかっています。

100文を読むのでさえ喉や舌が疲労するのも、昨日経験済み。

こりゃあ、死闘になるな。

いいね!

お金にはならないですが、仕事感があります!

ナレーション収録の擬似体験のような?

やってやろうじゃないですか!!!

 

だけど覚悟しました。

絶対に120分じゃ終わらない💦

エアコンを止めて汗だく

音楽制作でマイク録音をするときもそうですが、雑音が入らないようにエアコンをOFF。

コンデンサーマイクを使用するので、空調や時計の秒針など身の回りの生活音が混ざり込まないように気を配ります。

さあ!スタート!

 

例文を20個くらい録音した時点で、汗が吹き出してきました💦

洗いたてのTシャツが汗だくになりそうだったので、タンクトップに着替え。

タオルも用意して。

フィットネス感覚 笑。

 

率直にいって、長い!!

例文を100個録り終えた時点で、当然あと600あります💧

炭酸水を飲みながら、無心で録り続けました。

滑舌やイントネーションのサンプルたくさん採取するためでしょうか。

読みづらい外国の町の名前や、貴族の名前のような単語がたくさん出てきました。

早口言葉のような難しさではないんですが、しっかり喋らないと聞き取れないような言葉です。

 

そしてたくさん収録していると、言葉に対する感覚が敏感になってくるんですね。

微妙なイントネーションを気にしはじめます。

でも、この細かなイントネーションのこだわりが、品質に関わってきそうな気がするんです。

昨日のお試し版でも、イントネーションの不自然さが気になりましたから。

 

疲労も溜まってきます。

どこに?

喉と舌です。

咳払いしたくなるような喉の疲れ。

そして舌が疲れると「〜している」の「る」が言えなくなってくる!

「〜していう」みたいな発音になってしまう。

普段は意識しませんが、舌と口の形を最大限に動かして「いる」という発音。

 

難しさも感じつつ、俳優修行時代を思い出しました。

アイオエオ・イウエオア・ウエオアイ・エオアイウ・オアイウエ

アイウエエオアオアイウエオ

アライリウルエレオロ

る”る”る”る”(連続巻き舌)

などなど、毎日のように滑舌の訓練してたっけ。

 

そして、もうひとついい勉強になりました。

ナレーションのお仕事に興味を持っていて、応募も多数しているんです。

(現在、全無視され撃沈中💦)

実際にナレーションを収録するお仕事をしているような感じを味わうことが出来ました。

イントネーションに細かな注意が必要だったり、サ行、ラ行など、クセのある言い回しの難しさを感じたり。

「意識して喋るという難しさ」を経験できました。

 

実際に作業してみると、やっぱり思いますよ。

クラウドソーシングの価格、安すぎでしょ!って。

「ナレーター」や「声優」という職業。

声を録音してギャラをもらうことの凄さと、スキルが必要だということがよくわかりました。

 

400まで進んだところで、一旦休憩。

エアコンをつけて涼みました。

まだ300あります。

 

でも、なんだろ。

楽しかったりもするんです。

自分の声をコントロールして、いかにうまく言葉を発するか。

ある種の、肉体労働?

あ、たぶんWEBライティングよりは得意です 笑。

 

ひと息ついて再開。

喉と舌の疲れも、少し回復しています。

最後まで突っ走るぞ!

終わってみれば5時間超え

ラスト一文。

達成感がすごい。

5時間越えですよ?

5時間にわたって、700もの謎例文を読み続けたんですから。

昨日のローエンドと、品質にどのくらい差があるのか。

楽しみです。

 

ハイエンドボイス登録が完了したら、サイドバーにてリンクを設置する予定です。

CoeFontに登録、プランを選んで加入することで色んな人の声で音声が作れますよ。

動画などコンテンツに、僕の声はいかがっすかぁ〜?

若い方の声が多めなので、40オーバーの男性声、意外と使い勝手あるかもよ 笑。

なんつって。

 

Audiostockも宜しくです。

 

 

 

 

 

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