エレキギターの存在感。BGMでのアレンジに苦戦

アコギとエレキは別物
同じギターでも、僕はアコギとエレキは全く別物だと思っています。
極端に言えば、アコギとベースの違いと同じように、アコギとエレキは違うと感じるんです。
エレキギターもちょこちょこ弾くんですが、速弾きなんてできそうにないし、まずネックの握りが落ち着かない。
下手な言い訳に過ぎないんですけど、弦を押さえる感覚がけっこう違う。
アコギのテンションに慣れているので、簡単にいうエレキを弾くときに無駄に力が入ってるんです。
今日もBGM制作。
毎日、その日の思いつきを形にします。
今回はロックサウンド風になって姿を表しました。
エレキギターがメインになるBGMなんですが、また悪いクセが。
歌モノのバンドサウンドになってしまうんですよねぇ💧
エレキギターを弾くと、BluesかR&Rがしゃしゃり出て来ちゃうんです。
バッキング&リードギターという感じで、エレキを2パート録音するのが自分の定番なんですが、リードパートが特に難しい。
アコギの弾き語りが得意スタイルなので、ギターはバッキング的な弾き方がほとんど。
エレキをDTMで弾くときは、花形パートとしてリードギター的フレーズを意識します。
奏法のアプローチが違うぶん、アイデアと慣れが必要なんです。
↓カッコよくて貼っただけです 笑
エレキギターの存在感
今日のBGM制作でのひとこま。
補助バッキング的にアコギパートがありコード感を支えている中で、エレキ2パートをメインにしようと考えていました。
バッキング的エレキパートは録れました。
続いてリードパート。
うまくハマるリフが思いつかない。
何度もいろんなパターンで弾いてみるも、無駄に音が重なってるだけ。
エレキのリードって存在感があるから、ちょっとでも変だと目立つんですよね。
エレキが気持ち悪いってだけで、もうダサい曲。。。
ヨガの時間(だいたい18:00頃〜)が迫っていたので、ギリギリまで粘ったテイクを聴きなおして…… だめだ、ボツ。
結局、2本目のエレキは「なんか違う感」が強くて、入れるのをやめました。
2本目のエレキが入る・入らないで、かなり曲の雰囲気が違います。
代わりにエレピを入れる予定ですが、BGMとしてはこっちの方がいいかも。
BGM制作での使い方
エレキを使っていて「なんか違う…」と感じるようになってるのは、それだけBGMっぽい曲の感覚を掴んできたからかもしれません。
JAZZギターのアドリブとかは、BGMっぽい気がするんですけど、Over Driveのエレキギターはちょっと違うか💦
クセが強過ぎますよね、バックミュージックとしては。
もし速弾きとか入れたら、バックがわちゃわちゃしてウザったいですもんね 笑。
BGMを作るときのエレキギターの使い方に苦戦してます。
これが「ジングル制作」だとまた話が違うんですよ。
短いサウンドでインパクトが欲しいので、ジングルでエレキを使うときは目立ちどころかもしれません。
ジングルを作る気でエレキを触るのは楽しい。
オリジナルのリフを考えるのに近い作業といいますか。
対して、BGMの場合は馴染ませ具合が難しい。
サウンドとして成立させながらも、曲に印象的な個性をつけない感覚。
僕の感覚なので共感があるかはさておき、エレキの使い方をもっと工夫しなきゃです。
エレキがハマってない証拠として、エレキを使ったBGM、Audiostockの審査でことごとく落ちてます。
全部じゃないんですが、ロックバンド風サウンドは不採用確率が高い。
そうすね、もっと「BGMらしい」曲にしなきゃ、ですね💧
Bluesに引っ張られる
エレキギターを触ると、コード弾きじゃなくてフレーズを弾きたくなる。
そして、8割方Bluesに引っ張られてしまう。
アコギでもBlues色は出ますが、エレキはモロに出る。
悪いわけじゃないんですけど、もっと広い視野でエレキを駆使したいと思います。
アコギでは出せない色を、エレキを使うことで狙えるのもまた楽しい。
僕が影響を受けたバンドでいえば、
「たま」のアコースティックなサウンドと、ブルーハーツのエレキバンドサウンドは別物ですよね。
それくらい大きな振れ幅で、いろんなBGMを作りたいと思ってます。
頼むよエレキ。(いや、どっちかっていうと「頑張って弾いてくれカズミチ!」か 笑)