パラダイムシフト 2020.11
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〜変わりゆく時代の空気に紛れて、掘りおこした10曲〜
一度きりをワガママに。16歳のあの頃と同じように生きる。
日々のニュースに傷つきながら、低所得の暮らしが続く。
とらわれずに行こう!
あてのない未来へ。
受け継いだ身体に感謝して、ほどけたくつひもを結びなおし、
まだ憧れている少年がここにいる。
夢ばっかり口にして。
Worker’s 2021.1
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色んな仕事があり、誰もがその仕事での葛藤や苦労と折り合いをつけながら日々を送っているのだろう。
このアルバムの登場人物は、いわゆる「ブルーカラー」と呼ばれる、決して高い所得とは言えない労働者の日々である。
幸せとはなんなのか。働きアリのような、腰を壊してもなお頑張らなければいけない日々。
昔、頑張ると心に決めた思いを胸に、疲れた身体を動かす。
夢を語った若い頃が、懐かしくもあり、恥ずかしくもある。
満足できるような毎日ではないし、収入が少なけりゃ帰省すら出来ない。
休日出勤となれば、貴重な自分の時間が奪われる。
例えば、ある男はGuitarを抱えながら、そんな日々を過ごしている。
このアルバムは、「労働者の」心の中にある何かだ。
ドリーマーズソウル 2021.3
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「お客さんを呼べなきゃ、ただの自慰行為だよ」
昔ライブハウスで言われたなにげないひと言。
その日、ギターを背負い周りにバレないように泣きながら帰った。
静かな夜の住宅街をトボトボ歩きながら思った。
誰にも期待されていない。親兄弟にさえ。
それでも悔しくて仕方がないほどステージで輝きたかったあの日々。
カズミチがお届けする今回のアルバム「ドリーマーズソウル」は、夢を不器用に追いかけながら過ごすドリーマーの物語。
現代は若くして起業やビジネスにチャレンジする人も多い。
もちろん、音楽やお芝居、芸人などアーティストを目指す人もたくさんいるだろう。
「無理なんだからやめとけ」とか
「いい歳してまだ続けてんのか」とか。
ひとつまみしか成功しない世界に挑むドリーマーは五万といる。
夢は必ず叶うわけではない。僕はそう思う。
それでもずっとやめたくないほど夢中になれる事は、天からさずかった贈り物といえる大切なその人の個性。
時代は変わっていく。
昔の当たり前は通用しなくなっても不思議じゃない。
魂が消えていない限り続けていく価値がある。
憧れだけが後悔なき道しるべ。
そんな眼差しの熱い心。
それがドリーマーズソウル。
FINE FALL DAY 2021.11
![](http://kazumichi-work.com/wp-content/uploads/2024/04/アートワーク-1024x1024.jpg)
上京したばかりの頃。
電車の中ではくたびれてうつむいてる乗客ばかりだった。
「自分はこんなふうにならないように輝いてみせる!」
未来は輝いているはずだった。
10年の月日は、長いようであっという間。
本当はこんな暮らしを望んでいるわけじゃない。
現実はどんどん捻れていく。
早朝の静かな中央線沿い、ブーツの踵がコツコツ。
いつものように仕事へ向かっていた。。。
『FINE FALL DAY』という歌を作ってから、さらに10年以上が経っている。
あの頃イメージしていた「あの頃」から、すでに20年以上経っていることになる。
夢に敗れまくって生きてきた。
とても昔の友人に合わせる顔なんてない。
それでも確かなのは、「自分には今だに夢がある」ということ。
10代の頃と同じような深呼吸をすることがある。
心にはいつまでも忘れない思いがある。
この街できっと頑張れるさ。
優しい思い出・苦い思い出を時々思い出すこともある。
真っ青な秋晴れの空を見上げると、やっぱり自分を信じてみたくなる。
今回のアルバム「FINE FALL DAY」には、過去と今を受け入れながら、弱い者が強く生きていこうとする正直さが込められている。
フーチャーハンター 2022.10
![](http://kazumichi-work.com/wp-content/uploads/2024/04/The_Losers-2-1024x1024.jpg)
インナーチャイルドに支配されたおじさんたち。
いつまでも青春時代と変わらない夢を見続けている。
決して彼らに会うことはできないが、夢見る大人の心の中ではもしかしたら見かけたことがあるかもしれない。
未来を待っているのは辛すぎる。
社会からはみ出てしまった不適合者は、まともな老後など期待できない。
だからこそ未来を探しにいく。
まるでトレジャーハンターのように、とってもわかりにくい地図を胸に秘めて、自分の人生の正解を求めてさまよう。
フューチャーハンター。
時空を行き来しながら、心を満たすために。
THE FULLNESSは現実とはかけ離れた「想いの世界」で歌っている。
MAKE BLUES HAPPY 2023.8
![](http://kazumichi-work.com/wp-content/uploads/2024/04/メインMBH-1024x1024.jpg)
「ブルーズを幸せに!」というKazumichiワークスの音楽感的座右の銘をタイトルとした力作。10曲中9曲を1から録音・編集。
全工程をKazumichiワークス一人で制作。その純度100%のサウンドに加え、メタバースでお世話になっている方々のご好意でアートワークを制作!
楽しいことばかりじゃない人生。
うまくいかないこと、不安なことだらけ。
ネガティブな部分をKazumichiワークスは「Blues」と表現する。
じゃあ、そんな人生は最低なのか?
いや違う。
どんな人生も、「それでもいいのさ!」って笑えなきゃ悔しいじゃないか。
ブルーズを幸せに
生きていくことを当たり前にもがきながら、その人生を夢中で暮らしたいという願い。そんなエネルギーが込められた、人間臭い作品です。
HOP STEP SING 2024.2
![](http://kazumichi-work.com/wp-content/uploads/2024/04/アルバム アートワーク-1024x1024.png)
日々を切り取る歌は、folkやBluesを基本スタイルとしたKazumichiワークスの得意領域。経験をもとに描かれるリアルな歌詞は、その時々の記憶を思い返させる。
「夢は叶う」と信じなくなったのはいつからだろう。
世の中、どうにもならないことがある。
夢を持ったら、なおさらそのことが胸に突き刺さるから、きっと誰しもが悩み苦しみながら明日へと歩んでいると思う。
キラキラと夢を追う姿が、今の自分にとっては気持ちのいい光景ではない。
昨今の暴露風潮もあり、芸事の世界でもドロドロとした闇に溢れていることが明るみになってきている。
そんな世界を昔のような純粋な目で見るなんてできやしない。
それでもKazumichiワークスは歌う。
なぜか?
「やりたいこと」だからだ。
プロのミュージシャンなんて、運の良い奴やコネのある奴がルートに乗って、さまざまな鎖に繋がれながら華やかに見せている、ほんのひと摘みの人間だろう。
今から本気でプロのミュージシャンを目指すなんて言う気はない。
そのかわり。
自分の音楽を自分のやり方で続けて、聴いてくれる人、買ってくれる人に直接届けるという音楽活動をする。
それがKazumichiワークスのMAKE BLUES HAPPY。
ブルーズを幸せにという音楽理念に基づいているのだ。
ホップステップ、そしてシング。
お金がないときゃバイトして、少しずつ暮らしを立て直して歌う。
また暮らしが乱れて、音楽どころじゃなくなったら、また一歩ずつ立て直して歌う。
やりたいことをするために、「一歩ずつ」を大切に意識する時がある。
焦る気持ちを抑えて。
諦めずにホップステップし続ける。
新しいことにだって挑戦。
これも一歩一歩!
フォーク、ブルーズ、そしてヒップホップ要素を取り入れることに挑戦中。
HIPHOP調の楽曲に初挑戦したこともあり、今回のアルバムはHOP STEP SING!というタイトルが思い浮かんだ。